この曲はDTMによる音楽制作を始めたばかりの2013年12月に制作し、その後2015年4月に修正を施したものです。
ベートーヴェンにとって弦楽三重奏曲は、弦楽四重奏曲に向かうための練習に過ぎないという指摘もあるようですが、私もDTMに取り組むための練習としてこの曲を制作しました。セレナーデとして5楽章からなるこの曲は、堅苦しくなく、いろいろな要素が含まれていて、勉強になりました。特に重音が沢山使われていて、表現に苦労しました。
第1楽章 Marcia. Allegro - Adagio (MP3ファイル、6.19MB、8分47秒)
ニ長調 4分の4拍子の明るい活発な行進曲で始まります。続いて アダージョ ニ長調4分の3拍子の甘美で美しい曲になります。
第2楽章 Menuetto. Allegretto (MP3ファイル、1.97MB、2分47秒)
4分の3拍子 ニ長調の快活なメヌエットです。 トリオはト長調です。
第3楽章 Adagio - Scherzo. Allegro molto (MP3ファイル、2.94MB、4分10秒)
ニ短調 4分の2拍子の感傷的なアダージョです。途中に アレグロ・モルトによるスケルツォ ニ長調が挟まれています。
第4楽章 Allegretto alla Polacca (MP3ファイル、2.29MB、3分15秒)
へ長調 4分の3拍子の軽妙な曲です。 アラ・ポラッカというのは「ポロネーズ風に」という意味だそうです。
第5楽章 Andante quasi Allegretto - Marcia. Allegro (MP3ファイル、7.10MB、10分05秒)
ニ長調 4分の2拍子で始まる主題と、5つの変奏からなるのびのびとした曲です。 終わりになるかと思うと、突然アレグロ 4分の4拍子 で第1楽章の前半と同じ行進曲が演奏されます。
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