(2016.6 DTM制作、2017.8一部修正)
映画「アマデウス」の冒頭に使われた有名な曲です。1773年10月、モーツァルトが17歳の時の作曲です。
音楽サウンドの制作を始めてから、この第25番の交響曲を作り上げることが一つの目標でしたが、ようやく完成することができました。それまでに制作したモーツァルトの交響曲に比べて、ファゴットが加わり、ホルンが4本になるなど楽器編成が大きくなっています。それだけに音は豊かになりましたが、バランスをとるのが難しくなりました。
第1楽章 Allegro con brio (MP3ファイル、5.9MB、8分19秒)
ト短調4/4拍子のソナタ形式です。変ロ長調で奏でられる第2主題の先頭の装飾音は短めに設定しました。ここは第14番の第1楽章と同様に、完全に半分の長さでの演奏もありますが、私はかなり短くしました。ト短調の再現部で、短い前打音が鋭く響くのが私の好みです。
第2楽章 Andante (MP3ファイル、3.1MB、4分25秒) (2017.8一部修正)
変ホ長調2/4拍子のソナタ形式です。ヴァイオリンは弱音器を付けることになっています。制作当初は少しボリュームを下げただけでしたが、高域カットフィルターで、弱音器の雰囲気を出してみました (2017.8修正)。
第3楽章 Menuetto/Trio (MP3ファイル、2.5MB、3分32秒)
メヌエットはト短調です。トリオはト長調で、管楽器だけで演奏されます。
第4楽章 Allegro (MP3ファイル、4.1MB、5分51秒)
ト短調4/4拍子のソナタ形式です。第2主題はここでも変ロ長調の、明るく美しい旋律ですが、ト短調で悲しみを帯びて再現されます。
コメントがあればこちら(ブログの紹介記事)からお願いします。