(2022.10.6 DTM第2版制作)(VSE)
モーツァルトが17歳の時、1773年10月に作曲され、映画「アマデウス」の冒頭にも使われた有名な曲です。
第1楽章 Allegro con brio (MP3ファイル、7.5MB、8分01秒)
ト短調4/4拍子のソナタ形式です。
第2楽章 Andante (MP3ファイル、4.6MB、4分54秒)
変ホ長調2/4拍子のソナタ形式です。ヴァイオリンは弱音器を付けることになっています。
第3楽章 Menuetto/Trio (MP3ファイル、3.7MB、3分532秒)
メヌエットはト短調です。トリオはト長調で、管楽器だけで演奏されます。
第4楽章 Allegro (MP3ファイル、5.0MB、5分19秒)
ト短調4/4拍子のソナタ形式です。
制作後の感想
この曲の第1版はは6年前に制作しました。それまではDTMでこの曲を制作することが一つの目標で、やっと作り上げて満足していました。しかし、それから6年を経て技術もだいぶ習得できたので、改めてこの曲を作り直したくなりました。
モーツァルトが17歳の時作曲したこの曲は大変すばらしく、私の大好きな曲の一つです。4楽章からなり、メヌエット以外は立派なソナタ形式で、展開部は短いけれども力がこもっています。弦楽器にオーボエとファゴットとホルンを加えただけですが、豊富な音響を作り上げています。ホルンは当時の楽器では短調の曲を1本のホルンでは吹けなかったので、短3度離れた2本ののホルンで掛け合いで演奏するなどの工夫をして4本のホルンを使っています。この豊富な音響をDTMで何とか出してみたいと思いました。
第1版は、作り上げるだけで精いっぱいでしたが、いくつかの実演奏の音源を聞きながら、今回は思い切り自分流に表現してみました。楽譜には忠実のつもりでしたが、技術が及ばなかったり、楽譜と異なるいくつかの音源があったりするところは、楽譜通りになっていないところもあります。
今回の制作で、ようやく最初の目標であった、この曲が実現できた気がします。
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